StrategyQuantでは、戦略の自動生成に「遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm)」という進化型AIの仕組みが使われています。
簡単に言うと:
「最初にたくさん戦略をランダムに作って、成績が良いやつを生き残らせ、
それらを掛け合わせたり突然変異させて、どんどん良い子孫を作っていく」
という、トレーディング戦略の“生き残りサバイバルゲーム”です!
基本的に変更する必要は無いですが、一カ所だけ変更したら面白いところがあります。
それは
💡 どんなフィルターを追加すべきか?
📌 あなたの目的(安定して年間プラス&ある程度の取引数)に基づいた推奨セット:
✅ Filter generated initial population(右中)の部分です。
デォルトは1.0ですがどうせ1.0は使わないので最初から1.2以上にしておきましょう。
他にお勧めの設定は下記の通りです。
| 指標 | 条件 | 意図 |
|---|---|---|
| Profit Factor | > 1.2 | 利益性の最低ライン(1.0じゃ甘すぎ) |
| Drawdown (IS) | < 30% | 破産リスクが高い戦略を排除 |
| # of Trades (IS) | > 150 | データ数が少ない「まぐれEA」を排除 |
| Return/DD ratio | > 1 | リスクリターン比が1未満なら効率悪い |
| Sharpe ratio (IS) | > 0.3 | 安定性のある戦略を残す基準 |
では以下は項目の説明となります。
🧪 Genetic options(左上)
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| Max # of Generations | 進化の回数。100は標準的でOK。 進化回数を増やすと質は良くなるが時間もかかる。 |
| Population Size | 世代ごとの戦略数。100体ずつ戦わせる感じ。 |
| Crossover Probability(交叉確率) | 戦略同士を掛け合わせて新しい子を作る確率。 93%は積極的な進化設定。 |
| Mutation Probability(突然変異確率) | 戦略の一部をランダムに変える確率。30%はやや高めで探索性が強い。 |
🌍 Islands options(右上)
→ 「島」とは、別々に進化するグループ。多様性を保ちつつ強い戦略を発見しやすくします。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| Islands | 同時に進化するグループ数。4は標準的で十分。 |
| Migrate every X generations | 島同士で“優秀な遺伝子(戦略)”を交換する周期。87はかなりゆったりめ。 |
| Population migration rate | 島間で移動する戦略の割合。6%は控えめな混合。 |
🧬 Initial population generation(左中)
- 初期戦略400体を生成して進化開始
- 「Decimation(間引き係数)」で質の高い初期個体だけ残す
→ 1のままでOK(デフォで十分)
✅ Filter generated initial population(右中)
最初に作られる戦略の最低条件を設定する場所。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| Profit factor > 1 | 利益 > 損失でなければ候補から外す(最低限のフィルター) |
🧬 “Fresh blood”(左下)
→ 「雑魚がたまったら定期的にクビにして、新しいやつを入れる」機能。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| Replace 10% every 2 generations | 進化が2回進むたびに、弱い10%の戦略を新しく作り直す。 → 過学習防止や多様性維持に役立つ。良い設定。 |
🔁 Evolution management(右下)
- 進化を継続させる条件や、進化の停滞時に再起動するタイミングを指定。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| Start again when finished | 最後まで進化したらまた0からスタートする。長時間回すときに便利。 |
| Restart if stagnates for 5 generations | 成績の良い戦略が5世代連続で出なかったらリセットしてやり直す。 |

