💰【初心者向け】StrategyQuantXの「Money Management」って何?使い方をわかりやすく解説!

SQXの使い方

EAを作るときに見逃しがちだけど、
実は

「どれだけのロットで取引するか?」

って、

成績にめちゃくちゃ影響します。

StrategyQuantXでは、それを設定できるのが――

StrategyQuantの公式ページにも説明はありますが、ちょっと不親切な点がありますので、公式よりも丁寧に説明していきたいと思います。

Money Management(マネーマネジメント)機能!

難しそうに見えるかもしれませんが、大丈夫。
この記事では、初心者の方でも「自分で決められる」ように、わかりやすく解説していきます!


公式URL:https://strategyquant.com/doc/strategyquant/money-management


📌 そもそもMoney Managementってなに?

ざっくり言うと…

「1回のトレードで、どのくらいの資金を使うか?」を決める仕組みです。

これが適当だと、

  • 勝っても全然増えない
  • 逆に負けたときに大損する
  • せっかくの良いEAがパフォーマンス悪く見える

なんてことも起こり得ます。

💵 Initial capital(初期資金)とは?

「Initial capital」とは、

EAのバックテストや最適化を始めるときの“スタート資金”

を設定する項目です。

StrategyQuantXでは、ここに入力された金額をもとに以下のような計算が行われます。

  • 資産推移(プロフィットカーブ)
  • ドローダウン(%表示)
  • 複利ロジックを使ったポジションサイズの決定(※Risk %設定時)

デフォルトは1万ドルとなっており、1ドル150円の場合は150万円となります。

📌 補足:他通貨でも使える?

StrategyQuantX上では、基本的に初期資金はドル(USD)ベースで扱われますが、実際にはJPY(日本円)やEUR(ユーロ)など、他通貨として“見立てて”使うことも可能です。

たとえば、初期資金に「10000」と入力した場合、それはあくまで「1万ドル」としてシステムは処理しますが、ユーザー側の想定として「これは10万円分の資金」と解釈することもできます。つまり、通貨単位の変換は内部で自動的に行われるわけではありませんが、自分の運用資金に合わせて感覚的に置き換えて使用することは十分に可能です。

このように、StrategyQuantXの初期資金は絶対的な金額ではなく、「シミュレーション上のスケール」として活用する感覚で設定するのがコツです。

🧠 なぜ重要?

たとえば、初期資金が10,000ドルのときと、100,000ドルのときでは…

  • 同じ損益でもドローダウンの見え方が大きく変わる
  • 「Risk % of balance」などの設定では、ロット数そのものが変わる

つまり、この値が違うだけで戦略の印象やリスク評価がガラッと変わるんです。


🧭 SQXで選べるMoney Managementの種類(一覧)

種類内容特徴おすすめ度
✅ Fixed size(固定ロット)毎回、同じロットで取引(例:0.1ロット)検証用に最適。シンプルで迷わない★★★★★
Risk fixed % balance残高の○%でロットを変動複利的な運用が可能。リアルに近い★★★★☆
Risk fixed % of account初期資金の○%で取引残高変動に左右されない★★★☆☆
Fixed amount毎回、一定の金額($100など)をリスクにロットは自動調整。StopLossが必須★★★☆☆
Crypto size by price仮想通貨向けBTCなどの価格に合わせて調整★★☆☆☆
Stocks size by price株式向け株価に基づいた調整★★☆☆☆
Simple Martingale MM
負けたらロットを増やす。(マーチンゲル)ハイリスク・ハイリターン★☆☆☆☆(上級者向け)

※Simple Martingale MM(マーチン)について後ほど解説します。


💡 初心者がまず使うべき設定は?

Fixed size(固定サイズ) 一択!
※デフォルト

  • 初期設定は「0.1ロット」などでOK
  • 戦略の良し悪しを純粋に比較できる
  • 複雑なリスク計算を気にせず済む

というのも、最初から「Risk %」などのリスク連動型設定を使ってしまうと、ストップロスが正しく設定されていないとロットがうまく計算されなかったり、戦略ごとの比較がブレやすくなってしまうからです。

Fixed sizeであれば、すべての戦略を同じ条件(同じロット)で比較できるので、「この戦略は本当に優れているのか?」という本質的な部分が見えやすくなります。

さらに、気に入った戦略が見つかってから「この戦略にRisk %のリスク管理を追加しよう」と判断すればOK。
あとから「実戦用EA」に進化させるのが、もっとも安全で効率的なステップなんです。


🔁 Retesterでリスク設定を後から追加できる!

StrategyQuantXでは、Retester(リテスター)機能を使えば、あとからMoney Managementを変更して再検証することが可能です。

たとえば…

  • Builderで「Fixed size」で生成した戦略を
  • Retesterに読み込んで
  • 「Risk fixed % of balance(例:2%)」などに切り替えて再テスト!

これだけで、複利運用・資金成長を想定したパフォーマンスを簡単にシミュレーションできます。

戦略そのものは変えずに、「資金の使い方」だけを調整できる。
これがRetesterの大きな強みです。


このように、まずはFixed sizeで戦略の質を見極め、
気に入ったものがあればRetesterでリスク設定を追加して“運用モード”に進化させる。

これが、ムダなく・安全で・合理的な戦略開発フローです!💪

画面の見方だけ解説※デフォルト


項目意味今の状態
Risk in %各トレードで、残高の何%をリスクにするか(=損切りで失う上限)5% → 1回の負けで口座残高の5%が減るようにロットを自動計算
Size Decimalsロットサイズの小数点以下の桁数1 → 0.1単位でロット計算(例:0.1, 0.2…)
Maximum lots計算上の最大ロット数(リスクが高くても超えない)5ロットまでで制限されている
Size if no MM
ストップロス未設定などでMM計算ができないときの代替ロット数1ロット固定で取引になる(リスク制御が効かない状態)

ただこの設定は個人的にはかなり攻めている設定だと思うので、中級者向けの設定も載せておきますね。

🔧 おすすめの設定例(初心者〜中級者向け)

項目安全な設定値理由
Risk in %12一般的に「1〜2%ルール」が推奨される。口座保護と成長のバランス◎
Size Decimals1(そのままでOK)0.1刻みのロットで十分。細かすぎるとブローカーに通らないことも
Maximum lots23ロットハイレバ環境でもロットの暴走を防ぐ
Size if no MM0.1ロットStopLossなしで動いたときの被害を最小化(お守り設定)

❗ MT4でMMが反映されない?コメントより

公式のサポートサイトのコメントにあったのですが、SQXで作ったEAをMT4にエクスポートすると、

「Risk %で設定したのに、MT4で使うと固定ロットになる」

という現象が一部報告されています。

この原因は:

  • EAコード内でロット計算が実装されていない
  • MT4が外部計算ロジックをサポートしていない

などが考えられます。

📌 バックテスト時はSQX内で完結させるのがベスト!
リアル口座運用時は、MT4コードのカスタマイズが必要になる場合があります。


📣 最後にひとこと!

マネーマネジメントは、「稼ぐ」ための技術じゃなくて
“生き残る”ための武器です。

どんなに強いEAも、
資金管理が甘いだけで一発退場…なんてことはザラにあります。

だからこそ、
今のうちに“正しく設定する力”を身につけておくのが勝ち組への第一歩!

追記:それでも爆益設定

この記事を読んでいる人の中には

Simple Martingale MM(マーチンゲル)

Simple Martingale MM負けたらロットを増やすハイリスク・ハイリターン★☆☆☆☆(上級者向け)

の部分に興味がある人も少なからずいらっしゃると思いますので、別ページにて爆益EAの作り方として設定方法を紹介しております。