💡この記事の目的
前回の記事(StrategyQuantXのマネーマネジメント設定解説)では、
SQXにおける「安全でバランスの取れた資金管理の方法」について紹介しました。
しかし、やっぱり人気があるのは――
💥「一発で資金を爆発させたい!」という”爆益EA”。
今回はそのニーズにしっかり応える形で、
「破綻してもいいから、短期で資金を最大化することを目的としたマーチンゲールEA」
をStrategyQuantXで実際に作成し、その手順と設定を詳しくご紹介します。
✅ このEAの狙いはズバリ…
このEAの狙いは、とても明確です。
「10万円を50万円に増やして、40万円を抜いたら勝ち逃げ」。
その後、EAが破綻してしまってもOKという、
“割り切った戦略”
です。
海外FXには「ゼロカット制度」があるため、仮に口座が飛んでも追証は発生しません。
つまり、最初に投入した10万円だけがリスクであり、それ以上の損失はないという前提で設計されています。
「とにかく短期間で資金をドカンと増やして、早めに利益を確保する」。
この“爆益一撃型”のスタイルこそが、このEAの最大の目的です。
🎯 なぜマーチンゲールを使うのか?
マーチンゲールは「負けたらロットを増やす」ことで
次に勝てば一気に損失を回収+利益が残るという仕組み。
普通は破綻リスクが高くて敬遠されがちですが、
「負けてもいい資金で」「勝ったら出金する前提」なら…
ある意味、最強の戦略になります。
無駄打ちが多いマーチン系のEAですが自分で作成したEAであればキャッシュバックが貰えます。
詳しくは別サイトで紹介しています。
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⚙ StrategyQuantXでのEA作成手順(爆益マーチン編)
期間設定(Dataタブ)

■ データ期間:1年
EAを作る目的が「とにかく短期で爆発させたい」なら、検証データは1年あれば十分です。
というより、まずはEAを作ってみないと始まりません。
長期データで安定性を求めるのはそのあとでOK。
マーチンEAの場合、「どこかの期間でうまくハマればいい」ので、最初は短期に絞って爆発的に利益が出た瞬間を狙うというのが現実的です。
📌 補足:6ヶ月などさらに短くしても構いません。
EAが“当たる”パターンを掘り出すのが目的なので、あえて限定的な期間で作るのは戦略としてアリです。
■ シンボル:EURUSD(またはボラのある通貨ペア)
EURUSDはスプレッドが狭く、安定していて初心者にも扱いやすいので、最初のテストには非常におすすめです。
ただし、目的が「爆益を狙う」ことであれば、
GBPJPY、GOLD、NAS100、USDJPYなどのボラティリティが高い通貨や指数も十分アリです。
📌 補足:ボラが高いほど「上下に動いて利確しやすい」=マーチンEAと相性が良くなることがあります。
ただし急変動のリスクもあるので、最大ロットはしっかり制限しておくのが安全です。
■ タイムフレーム:M1(1分足)
トレード回数を増やすことで、マーチンの「ロット上昇→勝ってリセット」の流れが短期間で何度も起きるチャンスが生まれます。
そのため、M1(1分足)~M5(5分足)くらいまでが理想です。
あまりに長い時間足(例:H1やD1)にすると、1回のトレードに時間がかかりすぎて、マーチン戦略が機能する前にタイミングを逃すこともあります。
📌 補足:スキャルピング口座や短期売買向けの口座でM1は特に有効。
M5でも十分に戦略構築可能なので、口座や好みに合わせて使い分けてOKです。
マネーマネジメント(Money managementタブ)
選択:Simple Martingale MM
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| Starting lots | 0.02 |
| Lots multiplier | 1.5 |
| Maximum lots | 3.0 |
| Size decimals | 2 |
| Separate MM by direction | ON |
→ 小ロットから始めて少しずつ増やしつつ、最大ロットを制限して“ほどほどの爆益”に抑える構成です。
✅ 各項目の説明(Simple Martingale MM)
- Starting lots(開始ロット)
→ 最初にポジションを取るときのロットサイズです。
今回は「0.02」と設定し、極小ロットから始めることで、連敗時の資金耐久力を高めています。 - Lots multiplier(マルチプライヤー)
→ 負けたときに次のロットを何倍にするかの倍率です。
「1.5」にすることで、緩やかにロットを増やしながらも、破綻リスクを抑えつつ回収力を持たせる絶妙なバランスになります。 - Maximum lots(最大ロット)
→ いくら連敗が続いても、ロットはこの上限を超えないように制限されます。
「3.0」に設定することで、爆発力を残しつつ、**一撃退場リスクを抑える“安全弁”**の役割を果たします。 - Size decimals(ロット刻み精度)
→ ロットの最小単位をどこまで細かく扱うかを設定します。
「2」=0.01刻みとなり、0.02 → 0.03 → 0.05…のように、きめ細かい増加が可能になります。 - Separate MM by direction(方向別マーチン管理)
→ 買いと売りのポジションでマーチンのカウントを分けるかどうかの設定です。
「ON」にすることで、Buy/Sellそれぞれが独立してロット管理され、破綻リスクを分散することができます。
エントリー方法の設定(Order types)

マーチンゲール戦略においては、エントリーの“入り方”をどう設計するかが非常に重要です。
StrategyQuantXでは、いくつかの注文タイプから選ぶことができますが、今回のような爆益マーチン戦略において最適なのは、
✅ (MKT) Enter at market(成行注文)
です。
✅ なぜ成行(MKT)がマーチンに最適なのか?
- シグナルが出た瞬間に即エントリーできる
→ 「負け」を誘発しやすく、マーチンの“上昇トリガー”が発動しやすい - 約定のラグがない
→ STOP注文やLIMIT注文は価格条件に到達する必要があるため、チャンスを逃すことがある - ロジックがシンプルになる
→ シンプルなトリガーであえて“負ける”ことも、マーチンEAでは有効な戦略
❌ STOP注文が向かない理由(今回の目的では)
現在の設定では、(STOP) Enter at stop のみがONになっていますが、
これは「ある価格を超えたらエントリーする」というトレンドフォロー型のブレイクアウト戦略向けです。
マーチン戦略のように、
「どこで負けてもいいから入って、次で回収する」というスタイルには、やや堅すぎてロット上昇のチャンスが減ってしまうことがあります。
✅ おすすめの設定(今回のマーチン戦略用)
| 項目 | 設定 | 理由 |
|---|---|---|
| (MKT) Enter at market | ✅ チェックする | 成行で確実にエントリー。負けやすくてOK |
| (STOP) Enter at stop | ❌ チェックを外す | ブレイク型でマーチンには不向き |
| (LMT), (MKT reverse), All | ❌ 不要 | 今回の目的には合わない(複雑になりすぎる) |
後ほど紹介しますが、今回はあえて(Stop) Enter at stop でやってみました。

💡 結論
成行エントリー(MKT)は、負け→ロット上昇→取り返すというマーチンの流れにぴったりハマります。
この注文方式を使うことで、短期で“当てる→抜く”爆益EAが生まれやすくなります!
エントリー&エグジット条件(Building blocks)
- 条件数:1〜3個に制限(シンプルなロジックで「負け」が起きやすくなる)
- エントリータイプ:Market(成行)またはStop注文
- Exitタイプ:Profit Target+Stop Loss 必須
ストップロスと利確の設定
Stop Loss:
- 固定Pips:30〜80
- Percent:1〜10%
(※ストップはマーチンロット計算に必須)
Profit Target:
- 固定Pips:60〜200
- Percent:1〜10%
- Risk-Reward制限:OFF(利益幅を制限しない)
【5】Acceptance(採用条件)をゆるめる
- Profit Factor > 1.0 程度に設定
→ とにかく“伸びたらOK”というフィルターで拾う!
【6】ビルド&Databankで爆発戦略をチェック
- Equity Curve(資産推移)を見て、「急激に伸びたあと少し落ちた」系をピックアップ
- Net Profitが大きい順、Avg Winが高い順で見ると、爆益戦略が見つけやすい
🎁 作成したEA、プレゼントします!
今回は5分ぐらい上記の設定で回していたら6本完成しました。
本来の趣旨とはちょっとだけ違う、ユニークなEAが出来たのでそのうちの1本をプレゼントしたい思います。


下記がSQXでのテスト結果です。


StrategyQuantXのEAを利用する場合は専用のインジゲーターが必要となります。
ただこのEAはかなり癖が強いので初心者向けではなくなりました(;^_^A
「静かな相場でのブレイク狙い+マーチンゲール」戦略。
- ATRが低い時にだけ発動 → 低ボラ相場を検出
- 高値・安値を超えたらストップ注文でエントリー
- TPは資金比で9.5%、SLは固定35pips
- マーチンゲール方式でロット増加(最大3.0ロットまで)
- 金曜日はポジション自動クローズ
下記が5分足でバックテストを取った結果です。
※1分足は破綻しました😿


ついでに15分足もバックテストとて見ました。

まずはビジュアルモードで眺めてみて下さい。
かなり面白いです!
🔚 まとめ:マーチンは“使い方”がすべて
- リスクはある。でもそれを理解して使えば、武器になる
- 出口(=出金)をあらかじめ決めておくことで、マーチンは最強戦略になる
「リスクを受け入れて、“勝てる時にだけ全力で勝つ”」
それがマーチンEAの考え方かもしれません。
今後も需要があれば爆益系EAやロジックの構築ノウハウをシェアしていきます。
マーチンゲールなどでタグ登録しておりますので、
その他のマーチンゲールのEAが気になる方はぜひチェックしてみてください🔥
補足:ナンピンマーチンとマーチンはちがいます。
この記事を読んだ方からのお問合せで、

ナンピンマーチンとマーチンは違うんですか?
ポジションを1つしかとりません。
なにかのエラーですか?

とのご質問が多かったので、下記に表を作成し、また別ページに詳しく説明することにしました。ぜひご確認ください。
| 比較項目 | シンプルマーチン | ナンピンマーチン |
|---|---|---|
| ポジション数 | 常に1つ | 複数同時保有 |
| ロット増加 | 次のトレードで増える | ポジションごとに増やす |
| リセットタイミング | 勝ったら即リセット | 明確なリセット条件なし |
| SQX対応 | 標準対応(Simple Martingale MM) | 非対応(カスタム必要) |





