StrategyQuantXで新規の通貨ペアを追加する方法と注意点|スワップ運用にも使える通貨ペア例つき –Data Manager–

SQXの使い方

✅ はじめに

StrategyQuantX(以下、SQX)は高度な自動売買戦略を構築できる強力なツールですが、使いこなすには「データの管理」が超重要です。
この記事では、SQXで新しい通貨ペアを追加する具体的な手順と、見落としがちな注意点を、実際の画像付きで解説します。

✅ この記事でわかること

  • SQXに新しい通貨ペアを追加する方法
  • Timezoneの統一がなぜ重要か
  • スワップ向きのおすすめ通貨ペア

日付の更新は別ページにて解説しております。

🔧 新しい通貨ペアの追加手順

以下は、たとえば「AUDJPY」や「NZDJPY」などを新規に追加する場合の流れです。


【STEP 1】Data Manager → Dukascopy data を開く

  1. SQX左メニューの「Data Manager」を選択
  2. 上部「Dukascopy data」ボタンをクリック
  3. 「Add new Dukascopy data symbol」を選択

【STEP 2】対象通貨ペアを選択

  • 例:AUDJPY にチェック
  • Timeframe:M1 data を選択
  • Broker profile:[[Dukascopy]] を必ず選択する
     → これがTimeZoneの自動設定に影響します!

一番下の
「I confirm that I understand…」にチェックを入れるてください。

このチェックボックスは、言ってしまえば

「データ利用に同意しますか?」

という確認です。これを押さないとSAVE ができません。


【STEP 3】データ保存とInstrumentの関連付け

保存後、「この通貨ペアをどのInstrumentで扱うか?」という画面が表示されます。
→ デフォルトで AUDJPY_dukascopy が選ばれていればそのまま「Save」でOK。


【STEP 4】データを取得する

「Data」タブに戻り、追加された通貨ペア(例:AUDJPY_dukascopy)にチェックを入れて「Update selected」をクリック。
数分で何百万件ものM1データが取得され、「Completed」になれば完了!


⚠️ 注意点:Timezoneの統一が超重要

SQXは「どの時間帯のデータでバーが作られているか」を非常にシビアに扱います。
たとえばバックテスト中に

「NY時間の18時以降はエントリーしない」

といった条件を使うなら、TimeZoneがズレていると意図した検証になりません。


✅ 私のおすすめ設定

  • 初期から使っているデータが EST+07(Dukascopy標準)であれば、後から追加する通貨ペアもすべてEST+07に揃えるのがベストです。
  • Broker profile[[Dukascopy]] を選んでおけば、自動的にEST+07になります。

💰 スワップ重視の人向け|おすすめ通貨ペア

SQXはスキャルよりもスイング〜中長期向け戦略が得意。そこで相性のいい「スワップ狙い通貨ペア」はこちら👇

通貨ペア特徴
AUDJPY高金利 vs 低金利の代表。ボラもそこそこ
NZDJPY豪ドルよりやや穏やか。スワップ&安定のバランス型
USDMXNスワップモンスター。ただしボラが大きくEA向きかは検証要
USDZAR高金利通貨との組み合わせで長期戦略に◎

✅ まとめ

  • 新しい通貨ペアは 「Dukascopy data」→「Add new」から追加
  • Broker profileは必ず[[Dukascopy]]を選ぶ
  • Timezoneは必ず統一(基本はEST+07推奨)
  • スワップ狙いなら NZDJPYやUSDMXN を入れておくと戦略の幅が広がる

✅ Broker Profile の詳細な設定仕様については、以下の公式ドキュメントも参考になります:
👉 StrategyQuant公式ヘルプ|Broker Profiles

補足の注意点(初心者向け)

まず、「GMT」と「UTC」について簡単に説明します。

  • GMT (Greenwich Mean Time)
     グリニッジ標準時のこと。ロンドンにあるグリニッジ天文台を基準にした世界時間。
  • UTC (Coordinated Universal Time)
     協定世界時のこと。国際的に標準とされる時間の基準。

実務的には GMTとUTCはほぼ同じ意味 で使われます。FXやトレードツールでは、どちらで表示されていても同じ基準だと考えて問題ありません。


この記事では、Dukascopy標準の EST+07(ニューヨーク基準の時間) を使う前提で説明しました。これは簡単で分かりやすく、まずはここから始めて大丈夫です。

ただし注意点として、多くの実ブローカー(Axioryや楽天FXなど)は GMT+2(欧州DST基準) をサーバー時間に採用しています。
※「欧州DST基準」というのは、ヨーロッパの夏時間(Daylight Saving Time, DST)に従ってサーバー時間を動かす方式のことを指します。


このため、バックテストと実際の運用を完全に合わせたい場合には、「Clone to Timezone」機能を使ってUTC+02に変換するのがベストです。


👉 まとめると

  • 初心者はまず「EST+07」で統一 → データ管理がシンプルで学びやすい。
  • 実運用をブローカーに完全一致させたいなら「UTC+02(European DST)」にClone → より正確な結果が得られる。