正直なところ、多くの人はこう感じるはずです。
「たった5%しか成功しないなら、やっても意味がないんじゃないか…」
その気持ち、よくわかります。95%が失敗なのですから、やる気が出ないのは当然です。
でも、ちょっと待ってください。
その「5%」、14回チャレンジするだけで、1回以上成功する確率が50%を超えるって知っていましたか?
今日は、FXトレードにも通じる「確率論的な思考」についてお話しします。これを知っているだけで、行動の仕方が変わってくるはずです。
「5%の成功率」を確率論で考えてみる

まず、数字のお話をします。難しくはないので、安心してください。
成功率が5%というのは、裏を返せば「1回やって失敗する確率が95%」ということです。
では、これを何度も繰り返したらどうなるでしょうか。
「1回以上成功する確率」はこう計算できます。
1回以上成功する確率 = 1 −(失敗し続ける確率)
これを使うと、以下のようになります。
| チャレンジ回数 | 1回以上成功する確率 |
|---|---|
| 14回 | 約51% |
| 50回 | 約92% |
| 90回 | 約99% |
どうでしょうか。
たった5%の成功率でも、14回チャレンジすれば半分以上の確率で1回は成功するのです。50回で92%、90回でほぼ確実に1回は成功するということになります。
これは根性論でも精神論でもありません。数学的な事実です。
多くの人がチャレンジを5回、6回、7回でやめてしまうのは、この事実を知らないからではないでしょうか。
お金が減らないチャレンジの話 ―― 期待値という考え方
ここで、「期待値」という言葉を紹介します。難しそうに聞こえますが、競馬で考えると一番わかりやすいです。
期待値 =(的中した時の払戻金 × 的中確率)+(外れた時の払戻金 × 外れる確率)
競馬で外れたら、払戻金はゼロですよね。だから外れが続けば続くほど、期待値はどんどん下がっていきます。

ではここで考えてほしいのですが、「外れた時の払戻金」がゼロだったら、どうなるでしょうか。
期待値は絶対にマイナスになりません。
これがFXにおけるデモ口座の話です。
デモ口座は「期待値がマイナスにならない」環境

FXのデモ口座とは、実際のお金を使わずに本番と同じ環境でトレードを練習できる仕組みです。
デモ口座で失敗しても、失うのは仮想のお金だけです。つまり「外れた時の払戻金 = ゼロ」の状態でチャレンジできます。
先ほどの期待値の公式に当てはめると、デモ口座での挑戦は期待値が絶対にマイナスにならないということになります。
FXトレードにおいて証拠金(元手のお金)を守ることは非常に重要です。お金を1円も失わずに経験を積めるデモ口座は、初心者にとってこれ以上ない環境といえます。
「ただより高いものはない」は本当か?
無料のサービスやコンテンツに対して、こんなふうに思ったことはありませんか?
「無料って、なんか怪しくない?」
その感覚はわかります。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
無料でチャレンジできるということは、「外れた時の損失がゼロ」ということです。期待値の観点からいえば、リスクがゼロならやらない理由がありません。
もちろん、その後に費用がかかるようなら、そこでやめればいいだけです。でも最初の一歩が無料であれば、まず試してみることが数学的にも正しい判断です。
「ただより高いものはない」という言葉は、あなた自身がコントロールできない場合の話です。自分でやめる判断ができるなら、無料は最強の武器になります。
「無料EA」の期待値は激低?―― IB報酬が絡む無料EAには要注意

FXトレードをやっている方の中には、
「無料でEAをもらえるなら期待値が高いんじゃないか」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、これは大きな間違いです。
「無料EA」の中には、配布者がIB報酬という報酬を受け取ることを目的としたものがあります。IB報酬とは、指定されたブローカーで口座を開設してトレードするたびに、EA配布者に報酬が入る仕組みのことです。
先ほどの期待値の公式で考えてみましょう。
EA配布者の立場から見ると、トレードで勝った時の利益は自分のもの、負けた時の損失はEAを使っているあなたが被る。さらにトレードするたびにIB報酬も入ってくる。つまり、配布者側の期待値は非常に高いのです。
一方、EAを使っているあなたの立場はどうでしょうか。本来であれば自分が受け取れるはずのスプレッド分がIB配布者に流れ、なおかつトレードのリスクはすべて自分が負っています。期待値という観点では、かなり不利な立場に置かれているということです。
ただし、誤解しないでほしいのは「無料のEAがすべてダメ」ということではありません。IB報酬が絡まない純粋な無料EAであれば、話は別です。
無料だからといって飛びつくのではなく、「この無料EAにIB報酬は絡んでいるか?」 という視点を持つことが大切です。これもまた、期待値的な思考です。
詳しくはキャッシュバックについて説明している記事をあわせてお読みください。
期待値が高い「おいしい話」の実例 ―― ポイ活サイト「モッピー」
ここで、期待値という考え方を現実の例で見てみましょう。
「ポイ活」という言葉を聞いたことがありますか?
「なんか主婦がコツコツやるやつでしょ」と思った方、ちょっと待ってください。使い方によっては、数十万円単位のお金が動く話です。
代表的なポイ活サイトのひとつが「モッピー」です。クレジットカードの発行や証券口座・銀行口座の開設といった案件をこなすだけでポイントが貯まり、それを現金化できるサービスです。
先ほどの期待値の公式に当てはめて考えてみましょう。
期待値 =(的中した時の払戻金 × 的中確率)+(外れた時の払戻金 × 外れる確率)
ポイ活の場合、「外れた時の払戻金」はほぼゼロです。登録して案件をこなすだけなので、基本的にお金は出ていきません。つまり、期待値がマイナスになりにくい構造になっています。
これはまさに、デモ口座と同じ考え方です。
もちろん、ポイ活でボロ儲けができるという話ではありません。しかし、損しにくい仕組みの中で、うまく活用すれば数十万円程度の収入になるケースも十分あります。

「怪しそう」「裏があるんじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。でも、期待値で考えれば答えは明快です。損失がほぼゼロで、得られるものがあるなら、試さない理由がない。
世の中には、こういった「期待値が高いのに軽視されているもの」が意外とたくさんあります。FXトレードを学ぶ上でも、こういった視点を持てるかどうかが、長期的な差につながってきます。

まとめ ― 確率論的な思考がFXトレードを変える
今日お伝えしたことをまとめます。
成功率が5%しかなくても、14回チャレンジすれば50%以上の確率で1回は成功します。
50回なら92%、90回なら99%です。
そして、損失がゼロまたは極めて低い状況であれば、チャレンジすることは数学的に正しい行動です。
FXトレードで最初にデモ口座を使うことも、無料コンテンツで知識をつけることも、すべて同じ考え方です。リスクが低いうちに、何度でも試してみてください。
チャレンジし続けることは、根性論ではなく、確率論です。
わからないことがあれば、気軽に聞いてください
「デモ口座って具体的にどう始めるの?」
「自分の場合はどうすればいい?」
など、不安なことや疑問があれば、LINEからいつでも質問してください。一緒に考えましょう。


