StrategyQuantの”Data Range Parts(データ範囲分割)

✅ 5つのプリセット構成の違いと選び方

1つずつ「どんな人・目的に向いてるか」も含めて解説します👇


🟦 ① 50 / 20 / 30

IS: 50% / OOS: 20% / 検証用(最終チェック): 30%

特徴コメント
バランス型学習・初期OOS・将来テストすべて含む
初心者にも安心最終的に長期的に通用するか確認しやすい
✔ 実戦投入向け安定EAをじっくり選びたい人向け

🟩 ② 30 / 20 / 50

IS: 30% / OOS: 20% / 長期未来(50%)

特徴コメント
シビア型IS期間が短くて最適化しすぎない
OOSテストと長期将来への耐性チェックが重視される
✔ 高い再現性狙い“まぐれEA”を徹底排除したい人向け

🟦🟩 ③ 20 / 20 / 10 / 20 / 20 / 10

小分けWalk Forward分割タイプ

特徴コメント
WFA模擬小さなIS/OOSを複数回繰り返す構成
時代ごとの対応力・柔軟性をチェックできる
✔ 進化型EA探索向き環境の変化に強いEAを作りたい人向け

🟩 ④ 30(1個だけ)

IS: 70%、OOS: 30%

特徴コメント
シンプル王道型最も一般的。1回だけ分ける構成
処理も早く、分析もシンプル
✔ 初期開発・大量生成向き最初にスクリーニングする時に最適

🧪 ⑤ |||||||||||||(均等ステップ)

特徴コメント
ステップWFA期間を細かくスライドして検証する方式
精度は最高クラスだが処理時間が長い
✔ 最終テスト向き“これを実戦投入するか”を判断する最終チェック用

🔥 推奨パターンはこのどれか:

パターン理由
30 / 20 / 50厳しめだけど現実志向。通用するEAだけを抽出しやすい
20/20/10/20/20/10多様性チェック+分割WFA的に強い。手堅くて賢い選択

用語解説🎓 ISV(In Sample – Validation)と OOS(Out of Sample – Test)の違い

項目ISV(学習用)OOS(未来テスト)
目的戦略を「作る」ために使うデータ戦略を「試す」ために使う未来のデータ
戦略はこの期間を見ているか?✅ はい(インプット)❌ いいえ(完全に未知の世界)
成績が良いと?最適化成功の可能性あり“本当に通用する戦略”の可能性大

🎯 例えるなら…

🧠 戦略を人間の受験勉強に例えると:

ISV(In Sample)=「塾や家での勉強」

  • 過去問、模試、対策教材を使って一生懸命“正解の出し方”を学ぶ
  • ここではどんなに高得点でも「対策済み」なので当たり前といえば当たり前

OOS(Out of Sample)=「本番の入試」

  • 戦略(=受験生)が見たことのない問題にどう対応するかを見る
  • OOSで高得点なら、「この子は地頭がいい=再現性がある」ってこと!

🔍 StrategyQuantの世界では…

  • ISV(学習)期間で最適化された戦略
  • OOS期間に対して「知らない相場」で実力を試される

→ OOSでも勝てるなら、「過剰最適化じゃない、ちゃんとした戦略だね」と判断できます。


🧠 なぜ分ける必要があるの?

戦略を作るときにありがちなダメな例

  • ISだけで最適化して「すごい成績のEAができた!」
  • 実際に動かしたら「ぜんぜん勝てない」←これ、**カーブフィッティング(過剰最適化)**です。

これを防ぐために:

✅ 「ISで作って、OOSでチェック」
という二重構造のテストをするのが、堅実なEA開発の基本です。


🔚 まとめ:ISVとOOSの使い分け

シーンデータ範囲目的
ISV戦略の設計と進化良いルールを“学ばせる”
OOS学習していない未来相場その戦略の「地力」を測る本番テスト

参考URL

Data parts – what they are and how they could be used? - StrategyQuant
What are these periods and what are they good for?